| 10.03.08 Mon |
句楽眩想曲集 Vol-09 「世は逆さまの」アンディ・ゴールズワーシーの作品の中には、規模の大きな石組みや氷の塊を組み合わせたものがある。川の流れの中に草の葉を長く編んだ紐状のものを浮かべたり、流れの中の石に紅葉し... |
| 10.03.05 Fri |
句楽眩想曲集 Vol-08 「萎れ伏すや」伝えられるところによると、これは「年若い子供を失った親が嘆き悲しむ様」を、葬儀に参列した芭蕉が描いた言葉であるらしい。 この言葉からは、現在形にとどまらない内面の旅を暗... |
| 10.02.20 Sat |
句楽眩想曲集 Vol-07 「凍る影法師」1968年に発表された「Bookends」をサイモンとガーファンクルの最高傑作であると考える人は多い。音楽的内容に留まらずリチャード・アヴェドンの撮影した宗教画のように美... |
| 10.02.12 Fri |
句楽眩想曲集 Vol-06 「馬上に」レコーディング・エンジニアが一定の社会的評価、ビジネス的成果を得てプロデューサーとして歩み始める例は多い。レディオヘッドの作品で有名になったナイジェル・ゴッドリッチのよう... |
| 10.02.07 Sun |
句楽眩想曲集 Vol-05 「冬の日や」「冬の散歩道」はサイモンとガーファンクルの代表曲の一つであり、12弦アコースティックギターの音色見本のようなイントロダクションでつとに有名である。1966年リリースと言う... |
| 10.01.28 Thu |
句楽眩想曲集 Vol-04 「今朝の雪」千律譜BASHOが本編となって4回目、最初の句が完結する。 「黒い森」のイメージと「今朝の雪」という真新しい純白の情景の対比、そして言葉遊びのように「黒い森と言ってみた... |
| 10.01.26 Tue |
句楽眩想曲集 Vol-03 「いえども」ポップスやロックの歴史は、概して英語による大衆音楽の歴史と捉えられている。 ブルースに始まりジャズを経てビートルズを曲がり角とする流れは、ある種の世界基準として質も量も... |
| 10.01.20 Wed |
句楽眩想曲集 Vol-02 「をなにと」日本で「クラシック」と総称される音楽は、ヨーロッパに生まれ、キリスト教的な価値観を基盤としたものを指(さ)すのが一般的である。ひとまとめにされているとは言え、ドイツ的な音... |
| 10.01.15 Fri |
句楽眩想曲集 Vol-01 「黒森」昨年11月から予告編として17文字17編の「発句Around The Clock」を駆け抜けた「千律譜BASHO」。年明けて、今回は本編の幕開けとして「黒森」を見つめて再... |
| 09.12.31 Thu |
発句 Around The Clock プロローグ Vol.17 「り」「千律譜BASHO」予告編/プロローグもついに17回目を迎え最後の一文字をお届けすることとなった。私事であるが2009年は前半が吉田兄弟の大規模な全国ツアーの音楽監督、5... |
| 09.12.30 Wed |
発句 Around The Clock プロローグ Vol.16 「ざ」珍しく地方都市のショットバーカウンターでさる外資系レコード会社の若手ディレクターと四方山話をしていた時、業界にありがちな邦楽宣伝→洋楽ジャズ・クラシック担当&r... |
| 09.12.29 Tue |
発句 Around The Clock プロローグ Vol.15 「か」肖像写真から骨格を読み取って演算しその人物の声のトーンを再現することが出来るソフトウェアがあるらしい。顔貌の似ている人は声も似ているという事である。兄弟や姉妹、ましてや一... |
| 09.12.28 Mon |
発句 Around The Clock プロローグ Vol.14 「つ」武満徹の「ノヴェンバー・ステップス」のニューヨークに於ける世界初演は1967年の秋、もちろん11月の事であったらしい。当時中学生だった僕が、この曲の実際の演奏を聴いたのは... |
| 09.12.27 Sun |
発句 Around The Clock プロローグ Vol.13 「ま」「ま」は魔力の「ま」。迷いの「ま」でもあり「間尺に合わない」の「ま」でもある。宮沢賢治は「ま」ではじまる植物を夢のような存在として僕のイメージに残した。その名はマルメロで... |
| 09.12.26 Sat |
発句 Around The Clock プロローグ Vol.12 「の」「の」で浮かび上がる音楽人もいろいろである。アインシュテルツェンデ・ノイバウテンからノラ・ジョーンズ。野田暉行からノエル・ギャラガー。 それぞれに僕なりの思いもあるので... |
| 09.12.25 Fri |
発句 Around The Clock プロローグ Vol.11 「を(お)」何故だったのか、どの様にして行き着いたのか、判然としないのに厳として揺るがない感じのする感覚や物事がある。 子供の頃、ヴァイオリンの音色はそれほど好みではなかった。まぁ... |
| 09.12.24 Thu |
発句 Around The Clock プロローグ Vol.10 「せ」予告編にふさわしい「せ」はセスク・ファブレガスか?アイルトン・セナか?セルジオ・メンデスも居るぞ、等と迷いつつ考えていて、ふと全員ラテン系である事に気がついた。個人的偶然... |
| 09.12.21 Mon |
発句 Around The Clock プロローグ Vol.9 「ば」「ば」と来ればバルトークとなるのが僕としては本筋である。 戦後日本の作曲家たちに多大な影響を与えた存在であることは勿論だし、音楽教育や民族(俗)音楽に対... |
| 09.12.16 Wed |
発句 Around The Clock プロローグ Vol.8 「ろ」轆轤という字は書くことも、もしかしたら読むことも前後の脈絡がなければ覚束ないかもしれない程の字画密度の濃さである。しかしながら、いきなり回文である事は個人的に... |
| 09.12.14 Mon |
発句 Around The Clock プロローグ Vol.7 「こ」その2「胡」の前に「二」が付く楽器はすっかりお馴染みになってきた感がある。 「女子十二楽坊」なるちょっとだけ賞味期限が気になるチームが中国楽器のヴィジュアル的魅力を伝えてくれ... |

















